2022/08/18
2022年9月24日第355回グローバルセッション開催のおしらせ
グローバルセッション日時:2022年9月24日(土)10:30 ~12:00
場所:ガレリアかめおか 3階 会議室
ゲスト:玉野井麻利子さん(アメリカ大学名誉教授・京都市在住)
コーディネーター:藤田宗次さん
参加者:どなたでも(コロナ禍もあり、前日までに申し込みをお願いします。)
参加人数:10名まで
参加費:600円
タイトル:「戦争孤児:日本、中国そしてウクライナ」
概要
「戦争孤児」が話題になるのは困るのです。そんな話題は暗いし、聞きたくも、できれば見たくもない。。。しかし満州引き揚げ孤児、東京空襲の孤児たちの声を聞くと、戦争孤児とはただ単に「戦争で親を亡くした子ども」ではないことがよくわかります。英語にはgreat orphan という言葉があります。「孤児であるのに偉大な人になった人」という意味だそうです。それから児童文学には、主人公として孤児が登場することが多いのをご存知ですね。自分で未来を切り開いた孤児たち。しかし孤児のイメージは様々です。現在進行中のウクライナの戦争孤児はこれからどういう未来を歩いていけるのでしょう。今回は日本の東京空襲による孤児に光を当てて、「戦争孤児」のことを皆さんと一緒に考えていきたい、と思っています。
玉野井さんもGlobal Sessionには何度も来ていただいています。
玉野井さんは、アメリカの大学で教えながら、そこで、子育てをされ、名誉教授になられてから、日本に帰国されました。
児嶋が、停年退職後、入学した立命館大学院先端総合学術研究科での教官と院生としての関係が初めての出会いです。
ウクライナの問題も、日本の昔を重ね合せて考えていくことができそうです。