2023/07/05

2023年6月2日(日)第364回グローバル・セッション・レポート

開催後のレポート
グローバルセッションイメージ

開催日:2023年5月28日(日)10:30~12:30
場所:ガレリア3階 第2会議室
ゲストスピーカー:範雲飛さん(中国出身・専門学校生)
コーディネーター:亀田博さん
参加者:5名

 今回のタイトル:「人間と動物の関係:動物のことをよく思いやっているかな?」

自己紹介

亀田さん(コーディネーター:C):では、今から始めます。範雲飛さんの読み方は?

範さん:ハン・ウンヒです。

児嶋:それは、日本語の漢字読みですね。中国の読み方は?

範さん:fan yun fei (ファン ユイン フェイ)です。

亀田さん(C): 範さんという名字は、中国で多いのですか?

範さん:少ないです。

亀田さん(C): 範さんは、ゲストは今回が初めてということですが、まず、参加者の自己紹介から始めましょう。

Z・Yさん:ちょうえいと言います。京都民際日本語学校からの派遣で、大成中と千代川小学校に、外国につながる子どもたちの母語での支援に入っています。2年前から、ひまわり教室を紹介していただき、中国出身の子ども達の指導に入っています。Global Sessionもその時から、ゲストになったり、参加者になったりしながら、来ています。今日は、範さんの話を楽しみにしています。

M・Fさん:Global Sessionは、私は、長いです。最近は、最初とちょっと変化してきていますが、できるかぎり参加しています。勤め先の映画村の中島監督が最近亡くなり、その後を決めるまで大変です。

児嶋:Global Sessionは、1999年に、宮前町の亀岡交流活動センターで開始してもう20年を超えました。大体、1ヶ月に一回のペースでやり、今回は、364回目になります。M・Fさんも最初からのメンバーで、数人まだいっしょに参加されている方々がおられます。 亀田さんも少し後から参加されていますが、もうかなりですね。

亀田さん(C):コーディネーターをしている亀田です。私は、大津市に住んでいて、通っています。範さんは、今は、Z・Yさんのところにお世話になっているようですが、引っ越しはいつから?

範さん:6月末です。専門学校も、アルバイト先も近くて便利な所です。

亀田さん:毎月Global Sessionには来ていますが、コロナ禍で、ツアーガイドをしていますが、この間は大変でした。学生さんが外から来られて案内するガイドは、始まりましたが、日本人が外にガイドで行く仕事はまだまだです。昨日は、オーストラリアから、予約が入りました。今は団体客が多いですね。中国はビザの関係で、団体客の来日はまだですね。

児嶋:中国の旅行者は団体が多かったのですね。

亀田さん:日本人が中国へ行くのもまだ無理ですね。香港は入りやすいのですが、その他の地域に行くには、書類が大変なのです。キャセイ航空の場合はフライト代がサービスがあり、25,000円くらいで行けますが。香港以外は行きにくいですね。中国の規制があるので。京都は、今、外国人でいっぱいですが、ヨーロッパが多く、中国からはまだですね。ベトナムへは、6、7時間で行けるし、航空運賃も安いです。在住の中国人でも大体のツアーは、OKですが、個人旅行は、無理だと思います。範さんの自己紹介をお願いします。

範さん:2015年に初めて日本に留学し、日本語学校に入りました。20才の時です。その後、東京のミュージシャン専門学校に2年間いました。その後帰国し、2023年に4月に2回目の留学をし、介護職の専門学校に行っています。2025年3月に卒業したら、仕事をしたいと思っています。

M・Fさん:最近は、医師がやることも、介護職の人がやることもありますね。

範さん:今もアルバイトをしながら、学校に行っています。

亀田さん:海外でも介護職はできますね。

範さん:介護のバイトも日本でしています。

M・Fさん:中国では、介護職の需要は?

グローバルセッション開始

範さん:ちょっとえらそうですが、中国はまだその点では、発展途上国と思います。今日は、人間と動物との関係をみなさんに、どう思うかを聞いてみたいと思います。私は、29才の若者ですが、みなさんに、この話題についてどう思われているか、聞いてみたいと思って取り上げました。地球、世界、宇宙の在り方についても考えています。このGSを紹介してもらったZ・Yさんに感謝しています。音楽やアニメも考えましたが、今回は、人間と動物との関係について取り上げました。動物の虐待の動画もたくさん出ていますが、なかなかえぐいかもしれません。

最初は、中国の動物園でラクダを飼育員がなぐっています。

2番目は、カナダで、政府が認可していますが、アザラシの毛皮を取るために、あかんぼうのアザラシを穫っています。

M・Fさん:昔は象も象牙などが捕られていましたね。今はインド政府が禁止しているし、日本も輸入禁止ですね。

亀田さん:アフリカでも政府は禁止していても密輸が盛んです。以前ニュースで、中国の要人が象牙のみやげをもらったというのがありました。ベトナムでは、鼈甲(亀の甲羅)が、フランスでは貝を高額のジュエリーにして売ったりしています。最近ではペットはワシントン条約で入らないはずですが、東南アジアに行けば手に入るそうです。アフリカでは、自分が生きるために動物のハンティングをしています。中国でも、奥地に行けば何でも手に入ると聞いています。動物は昔は自然に動物同士が食べて減らしていったはずですが、日本にもオオカミがいて。

日本は今は鹿が多いようですね。山から田んぼに降りて来て作物を食べるようです。

熊が町に出て来たというニュースもありますね。食べ物がなくなり降りて来て人間の食べ物を見つけるとくせになるようですね。奈良の鹿はえさをもらえますが、宮島の鹿は禁止されているので、ゴミ箱をあさり、ビニールを食べてしまうそうです。カナダではシロクマがあざらしを穫ってくらしていたのが、氷が溶け出し、死んでいるとか。人間が殺すという批判もあるのが、くじらですが、日本には捕鯨団がありましたからね。

範さん:中国では毛皮は高価でビジネスになります。あらいぐまの毛皮とか。うさぎや猫や犬も料理店が求めるし。光りもあれば蔭もあるようです。

M・Fさん:おいしい肉屋さんという評判の店で食べていたときに、ひょっこり裏に行ったら、猫の頭がいっぱいころがっていて、我々は猫の肉を食べていたのかと思ったことがあります。

範さん:かいこは絹の糸を作りますが、蜘蛛の糸も何かを目的を持って使うと聞いたことがあります。次の映像は虐待ではないでしょうか?洗濯機にペット入れていますね。

今日の話題の人間と動物の関係についてですが、地球には人間と動物がいて、どちらも哺乳類ですね。人間が頭がいいかもしれませんが、動物を虐待する理由はないと思います。昔恐竜がいて、絶滅したと言われていますが、その時は、99%の動物が絶滅したと言われています。天災か人災かですが、人間の動きをつながるものであれば、許せないし、同じ人間として、恥だと思います。動物と動物も平和的な関係もあれば、そうでない場合もありますね。人間と動物のバランスが大切かと思います。力が強いから暴力をふるっていいでしょうか?力があるからこそ、責任をとる必要があると思います。

人間は、人間同士のことを考えて、祈ることもあります。動物のために祈るひとはいるのでしょうか?

亀田さん:日本では、ペットは家族の一員という考え方がありますね。

M・Fさん:ペットのお墓もありますね。ペットのためのお寺も神社もあります。

Z・Yさん:母が猫を飼っていましたが、魚など料理をして与えていました。自分たちより猫が大事みたいに。

児嶋:猫はえさをやるひとになつきますね。

M・Fさん:昔、うちでは牛を飼っていました。牛は耕す大切な動物として扱われ、一軒家の牛用の小屋があり、玄関のひだり隣が、牛小屋でした。寝床の古草も整理してきれいにしていました。馬も車がなかったから、荷車をひくので、大切にされていました。竹の鞭もありましたが、牛も馬もへたな使い手には動かないようでした。

児嶋:今、中国は、ペットがブームと聞いた事がありますが、そうですか?

範さん:まだ動物の保護法は一般的ではないようです。法律はまだ甘いと思います。

M・Fさん:ペットにかまれたら、予防注射がしていなかったら、大変ですね。ブータンでは、犬にかまれたら、危険と言われています。

亀田さん:日本でも、あらいぐまやハクビシンは危険です。

M・Fさん:動物もペットショップで買えば、予防注射を打ち、病気になると、動物病院に見てもらいます。でも、そのために、値段も高いですね。餌代も高いし。

Z・Yさん:日本では、動物が亡くなると頼めば、寺に来てもらいますね。

M・Fさん:マレーシアかタイで象使いの車に乗ったことがあります。象にはえさとしてバナナが配られ、頭もたたいて血も出ていました。丸太を持ち上げさせたりもして、見ているとつらかったです。象牙も高価な物として売買されていますね。

Z・Yさん:象の歯も高いです。それで、作られた箸も見たことがあります。

亀田さん:タイのチェンマイで、絵をかくキャンバスに鼻で絵を画かせていたのを見たことがあります。

児嶋:馬車で人を運ぶのは、むかしからやっていたと思いますが。

範さん:動物との関係には、政府が関与しなければならないと私は思います。人間同士の法律はあっても、人間に動物のことは頭にないのかと思います。

亀田さん:ブータンは宗教的な国だと思いますが、JICAの職員さんが、政府から招聘を受けて行ったのに、受け入れ体制ができていなくて、3ヶ月で帰国してきました。映像を撮るために行ったのに、受け入れられる技術がなかったようです。「何しに来たの?」と聞かれ、人間関係がおかしくなって帰国するしかなかったと聞いています。

M・Fさん:日本に来て、自分の国と比較してちがいはありましたか?

範さん:あります。価値観がまず、ちがうと思います。中国は人口が多く、就職もなかなかできません。ストレスも多いのですが、若者は、わがままで、他のひとにこだわりがあまりありません。入社してからも、オリエンテーションのようなものはなく、「適当にやれ」とか、「自分で判断してやれ」とか言われます。そのため、中国に帰国すると、孤独感があります。

M・Fさん:日本では大学卒は、総合職と言われ、事務系の仕事が多いですね。高校卒はそれ以外で、技術系が多くあり、分かれています。総合職は会社が教育していきますね。先輩が教育することもあります。

Z・Yさん:教育の内容のちがいがありますね。日本では会社が教育し、どんな仕事も会社の責任ということになりますね。中国では、自分で見て行動させて、教えてはもらえないです。入試までは、夜まで学校で勉強しているので、大学に入るまでは経験もなく、自立できていないと思います。

M・Fさん:中国の人は商売が上手ですね。旅行すると、外国人には高く売り、中国人には安く売ることがよくありました。

Z・Yさん:私の出身の丹東市では、物に値段が書いてありません。北京では、値段がいろいろあり、一致していません。

亀田さん:イタリアも白タクが多くいて、いろいろな値段です。ベトナムでも交渉でいろいろになりました。タイでも英語をよく使うのですが、中国人が多く、日本語も使えます。シンガポールも中国人が多いですね。

M・Fさん:上海に行ったときに、道幅がとても広いのですが、車優先で、人が渡れないのに驚きました。

Z・Yさん:歩行者優先の道路で渡ろうとしたら、途中で渡れませんでした。原則と実際がちがう事もあります。

亀田さん:ベトナムもバイクが多いのですが、歩いている人はさけてくれるようです。

M・Fさん:車優先社会はどうしてでしょうね。

Z・Yさん:以前、中国で、タクシーの運転手をしていたことがあります。町で手を上げて知らせてもらうのです。

M・Fさん:道を渡るときには、文化のちがいが大きいですね。上海に行ったとき、あちこち回って、5万円も払ったことがあります。アメリカもタクシーでも160キロもだすようなタクシーがありました。高速道路は混んでいて、蘇州から上海に行ったことがありますが。スピードが速すぎてこわかったです。

範さん:日本に住んでみると、中国はまだ発展途上国だと感じます。でも、多分まだ時間がかかるはずです。どの国に暮らすかは、自分で選べるのがいいです。

M・Fさん:中国のレストランで食事をしたときに、「この食事にある酒は?」と聞いたら、60度もあるような強い酒を持って来て、火がついたくらいになりました。その酒は持って帰りましたが、今も家にあります。今も飲めるでしょうか?紹興酒がいいですね。青島ビールもいいですね。

(時間です。終了)