場所:ガレリア3階 会議室
ゲストスピーカー:Eni Lestari(エニ・レスタリ)さん インドネシア出身・インドネシア語専任講師(天理大学)
コーディネーター:亀田博さん(大津市在住)
参加者:大人9名
今回のタイトル:「私のムスリムとしての生活(在住30年以上)」
概要:インドネシアでムスリムの家に生まれました。インドネシアでは、小学校から大学まで、宗教学習は、必修科目です。イスラムの家庭での食事についても、いろいろなちがいがありことが、日本に来てからわかりました。また、ヒジャブについても話します。また、現在のインドネシアと私が生まれたころとは、変化もあります。
My Daily Life as a Muslim
I was born into a Muslim family, so I automatically became a Muslim. This is common in my country. In Indonesia, every citizen is required to practice their religion according to their beliefs. There are six permitted religions: Islam, Christianity, Catholicism, Hinduism, Buddhism, Confucianism, and other belief systems.
In schools from elementary school to university, religious studies are a compulsory subject. Every student must attend religious studies according to their religion.
In my family there is also a Koran teacher who comes to the house once a week to teach me and my brothers and sisters.
Beside the six fait and five pillars of Islam, we were taught about the obligations that a Muslim must carry out, called Habluminallah and Habluminanas, in addition to learning to read the Koran.
Habluminallah is a Muslim’s obligation to Allah, namely, carrying out religious activities that directly connect with God. For example, those contained in the Articles of Faith and the Pillars of Islam.
Habluminanas refers to Muslim activities toward fellow human beings. For example, helping others in need, assisting in community social activities, and showing respect for others are fundamentally responsible social activities.
Apart from that, in Islam it is also known as Fardhu Ain and Fardhu Kifayah. Fardhu ain is everyone’s obligation to Allah.Therefore, as Muslims, our daily lives are governed by the provisions mentioned above.
Next, I will describe my daily life here. This includes the obligation to pray five times a day, fasting on Ramadhan and how I comply with sharia (Islamic law) regulations regarding food.
We can download the five daily prayer times from the Islamic app. The prayer location can be adjusted to suit the situation. If there’s no suitable place to pray, I’ll pray after returning home.
In the Islamic law, there are provisions called halal and haram. Halal means permitted or allowed, while haram means prohibited. Halal and haram are not only about food but also about actions. However, halal and haram are more often associated with food.
This led to the emergence of halal certification for meat and processed food products. This was intended to provide Muslims with peace of mind when consuming processed food products.
However, for food cooked in supermarkets such as fried shrimp, fried fish that do not have Halal certification, even though the shrimp and fish are halal for consumption, in this case it is doubtful, because there is a possibility of contamination with pork, if the oil used for frying is also used at the same time to fry pork.
Regarding meat, I consume chicken and beef even without a Halal label. Why? Because previously, in Indonesia, there was no Halal certification for meat or processed meat products. So, when I was in Japan, I assumed it was the same as in Indonesia. But now, in Indonesia, all processed food products, even restaurants, require Halal certification.
Besides food, another issue that receives serious attention is the hijab, the attire of Muslim women. I don’t wear a hijab because, since I first became a Muslim, it hasn’t been mandatory. Furthermore, from school and work in Indonesia, there were regulations prohibiting the hijab in public schools and for civil servants.
But things have changed now, with almost all Muslim women in Indonesia wearing the hijab. Likewise, many Muslim women in Japan also wear the hijab.
I will explain in detail about my daily life in Japan by power point slide.
Thank you.
日本語訳(児嶋きよみ)
私は、ムスリムの家族に産まれ、それで、自動的にムスリム(イスラム教徒)となりました。これは、私の国では普通のことです。インドネシアでは、それぞれの信じている宗教を実践する(実行する)ことが求められています。6つの宗教が宗教として、公認されています。イスラム教、キリスト教、カトリック教、ヒンズー教、仏教、儒教その他の宗教です。
小学校から大学までの学校では、宗教的学びは必修科目です。すべての学生は。それぞれの宗教についての宗教学習に参加する必要があります。
私の家庭では、一週間に一度家に来て、私や他の兄妹に教えるコーランの先生もいます。我々は、六信・五行とほかに、ムスリムとしてやらなければならない義務について教えられました。それは、HabluminallahとHabluminanasと呼ばれ、それに付け加えて、コーランの読み方も付け加えられていました。
Habluminallahとは、ムスリムのアラーへの義務で、神に直接つながる宗教的活動です。例えば、その中には、イスラムの信条や法の項目が含まれています。
Habluminanasは、人間のムスリムとしての活動に言及しています。例えば、必要な人を助けることや、コミュニティの社会活動を支援したり、他を尊敬することなどを見せることは、基本的に社会活動に責任があることであると言われています。
ここから、離れますが、イスラムでは、Fardhu Ain やFardhu Kifayah として知られています。Fardhu Ainは、アラーの神への全ての人の義務です。そのため、ムスリムとして我々の日々のくらしは、上記の規定に沿って管理されています。
次に、ここでの私の日々について書いてみます。一日に5回お祈りをする義務があります。それは、コーランにもとづき、食べ物に関する規制をどのように守るかが課題です。
我々は、イスラム法にもとづき、5回の祈りの時間を作ります。祈りをする場所は、状況に基づき、調整されます。祈りのための場所がなければ、家に帰ってから祈ります。
イスラム法の下では、halalとharamと呼ばれる規定があります。Halalは、許容されるという意味です。Haramは、禁止を意味していますが。
Halalやharamは、食べ物だけでなく、行動についても言及しています。しかしながら、halalとharamは、食べ物についての言及が多いです。これは、肉や加工食品のためのhalal規定の変更を呼びます。これは、ムスリムが加工食品の作成過程のこころの倖せを提供することを望まれます。
しかしながら、スーパ-のフライされたえびや魚はハラル証明がありません。たとえ、証明があったとしても、疑問があります。なぜなら、汚染された豚肉といっしょになっていた可能性もあるからです。もし、フライに使用された油が、豚のフライにも使用されているような可能性があるからです。
肉に関しては、ハラルラベルなしでも、私は、チキンや牛肉は食べます。なぜ?
なぜなら、以前はインドネシアでも、肉も加工食品にもハラル証明はなかったのです。それで、私は、日本に居たときには、インドネシアも同じだろうと思っていました。しかし、現在では、インドネシアでは、加工された食品の生産過程で、たとえ、レストランでもハラル証明が要求されています。食べ物の他にも、注意が求められるのは、ムスリム女性に対してのヒジャブです。
私は、ヒジャブを被りません。なぜなら、はじめて私がムスリムになって以来、強制ではなかったのです。その上、インドネシアの学校や公的機関では、ヒジャブを禁止する法律がありました。しかし、現在は、変化しています。インドネシアのムスリム女性は、ほぼすべてがヒジャブをまとっています。同じように、日本にいる多くのムスリム女性もヒジャブをまとっています。これから、パワーポイントで、日本での私の毎日の暮しを説明します。
亀田さん:今日は、エニさんのお話しですが、昔のインドネシアと現在では、ムスリムに対して変化があると聞いています。その詳しい話を行き来したいと思います。では、最初に、自己紹介からお願いします。
Y・Hさん: 生まれも育ちも亀岡ですが、50年間ほど出ていて、4年前に亀岡に戻って来ました。このGlobal Sessionは、いろいろな話しが聞けて脳がさびないなと思い、参加しています。
A・Nさん:広島の山の中で生まれました。大学は、市内ですが、40年前、亀岡へ来て、40年間大本教で働きました。2年前に仕事をやめ、今はエスペラントに関わっています。
H・Mさん:元小学校の教員でした。ひまわり教室に来て手伝い二来て続けています。ひまわり教室の学習はおもしろいです。Global Sessionは、初めてです。
S・Tさん:今は、亀岡にいますが、元は、中国の上海うまれです。ひまわり教室に来て、日本語教室でも教えています。
M・Tさん:ロサンジェルスの大学で文化人類学を教えていました。引退後、10年ほどになりますが、Global Sessionにゲストとして話をしたこともあります。(児嶋きよみが、立命館大学の大学院の先端総合学術研究科に在学中の指導教授でした。その後もお世話になっています。)
M・Mさん:「やさしい日本語を広める会」を主宰しています。日本社会に向けてわかりやすく日本語を指導する方法を考えています。
児嶋: 1999年に亀岡市交流活動センターで仕事をしている時に、Global Sessionを始めました。教は、399回目になります。だいたい、1ヶ月に一度、Global Sessionを開催してきました。次回は、7月25日(土)になりますが、400回目です。
亀田さん:インドネシア語で、スラマトマギは、おはようございますです。アパカパは、お元気ですか?です。「まあまあ」は、インドネシア語で、「サマサマ」ですよ。マレーシア語とも似ていて、母音がくっきりしています。わたしは、大津市から来ています。今年は、亀岡花火大会が無いと聞いていますが、大津は8月6日です。
M・Tさん:亀岡祭は、10月に今年もありますね。
A・Nさん: 秋には鍬山神社へ向かう山鉾巡行がありますね。五月は、光秀祭で。
亀田さん:京都はこれから、祇園祭ですね。宵宵山から、宵山と続きますね。
M・Tさん:京都に住んでいるという自覚がありますね。祭には。
亀田さん: 海外への旅行は、円安であまり行かなくなっていますね。パスポートも取る料金は安くなったのですが、日本人は今は、あまり興味がないようですが。これから、行く人は、切り替えに時間がかかるかもしれません。
では、エニさん、自己紹介から始めて、お話しをお願いします。
エニさん:インドネシアのジョウジジャカルタで生まれました。1993年にJICA(ジャイカ)の文化財の研究として、3年間いました。1995年には、考古学研究に帰国し、オランダ時代の教会の修復を研究するために長崎に来ました。その後、1996年に日本人男性と結婚し、その後2003年から、さまざまな大学でインドネシア語を教えてきました。2025年にようやく、天理大学でインドネシア語の特任講師になりました。
インドネシアでは、豚肉は見たことがありませんでした。日本でも、肉は、どれも牛肉と思っていました。漢字で「豚」という字を初めて日本で見て覚えたほどです。
日本人の人に「イスラム教はいいですね。奥さんが4人まで持てて。豚肉はだめのようですが。」などと言われたことがあります。これから、イスラム教について簡単にお話しをしていきます。
私「ムスリムとして」の日常生活について
Habluminallah と Habluminannas
イスラム教における人間関係と責任の基本となる2つの重要な概念です。
イスラム教徒の精神的な信仰と、社会的(水平)なモラルが調和して初めて、完全な信仰生活が成り立ちます。
これらの2つの原則は、私たちの社会でどのように生き、行動すべきかを定めています。
Habluminallah の意味は、神(アッラー)との関係
実践例:*礼拝 *断食 *神への感謝と祈り
目的:創造主に対する義務を果たし、霊的な絆を深め、自身の精神性を高めること。
Habluminannasの意味は他者(人々)との関係
実践例:*困っている人への施しや寄付(ザカット)
*人を傷つけないこと(中傷やゴシップを避ける)
*赦し合い、良好な社会を築くこと
目的:社会的な義務を果たし、他者への思いやりと公正な態度を持つこと。
どちらか片方だけを重視するではなく、両方のバランスを保つことが大切です。人とのつながりを(habluminannas)大切にすることもhabluminallah の一部でもある。
イスラーム教の紹介
イスラーム教はサウジアラビアで生まれた
★ イスラムはアラビア語で平和と言う意味です
★ 神:アッラー
★ 預言者:ムハンマド
★ 啓典:コーラン
★ 信者:ムスリム・ムスリマーと言う
★ ムスリムとは:アラビア語でイスラム教を信じる人々と呼ばれる
★ 礼拝堂:マスジド・モスク
京都市内のモスク又は礼拝所:
京都イスラーム文化センター・Kyoto Central Masjid・国際交流会館
京都大学・京都外国語大学・京都タワー礼拝室・ハラルレストラン
イスラーム教の生活の基礎
1.六信
2.五行
3.シャリア― 「イスラーム法」
4.ハディース
六信とは
宗教の主要な基礎である
1.アッラを信じる → 五行の1番 :信仰告白
2.天使:例:各人の人生の記録を書く天使
3.聖典(セイテン):キリストの聖典(バイブル)・コーラン
4.預言者→モハマッド・イサ・ノアなど
5.最終の日または昇天(ショウテン)の日
6.運命
すべてを信じること
五行とは
イスラーム教における五つの基本的な行為である
1.Shahadat→信仰告白
2.Sholat→礼拝礼拝は一日5回行います
3.Zakat→喜拾
4.Puasa→断食
5.Haji→巡礼
シャリアー(イスラム法)
ワジブ(義務):やらなければいけないこと
例:礼拝1日5回 五行の1行目から4行目まで。
五行目は能力持っている人には義務である。
スンナー:やった方が良いがやらなくてもかまわない
マクルー:しない方が良い
ムバー:やってもやらなくても良い
ハラーム:やってはいけません (禁じられている)
ハラール:許可されると言う意味 → 食に関する事が多い。
全てのムスリムの行為はシャリアーに行動をする
ハラール食について
ムスリムの食文化はシャリアに沿って定める
QS. Al Baqarah 168-169: ハラール収入からハラールの食べ物を取ること。
QS. Al Maidah 3: 動物の死体・血・豚肉・アッラー以外に対して屠殺された動物はハラームである。お酒も禁じられている。
私の日常生活について
*朝起きてからまず朝の礼拝を行う。
*昼頃に昼の礼拝があります。
インドネシアやマレーシアなどの学校や事務所・会社には礼拝所があります。
*夕方のお祈りもあります。だいたい午後4時ごろ。
このように、家のそとで2回お祈り行います。
お祈りを行うための準備:
1.水で手足顔を洗う。
2.お祈り場所
3.お祈りマットと衣装 →個人の持ち物
★男性の場合、金曜日に昼のお祈りは集団でモスクで行う
礼拝の時間表または方向はアプリでみます「Islam App」
ハラル認証されている食料品:業務スーパー・オンラインハラルショップ
で売っています。
一般的な食料品
成分表を確認すること。豚肉や豚肉の由来の成分、とアルコールが含まれるか。
外食について
京都のハラールレストランの情報:
https://www.halagourme.jp https://www.tripadvisor.jp https://www.byfood.com
観光客向けの値段で高い。
個人的に普通のレストランにいきます
好きな食べ物:寿司・魚料理・和食・オームライス
悩んでいること:タブレットで注文!特に洋食のレストラン。
断食 「ラマダン」
毎年1回1か月間行う。 時期は毎年ラマダン月に。
朝5時頃から18時まで、何も飲まない、食べないこと。
マグリブに一日の断食が終わる、イフタールという。
ラマダン断食明け祭「イード・アル・フィトル」
京都のインドネシアムスリマーコミュニティに、アンニサシャリハーがあります。
*最近インターネットによく投稿されているムスリム団体の良くない行動見かけています。
*日本にムスリムの人口が増え、様々な問題も起こって、非常に心配です。同じムスリムとして、悲しくて申し訳ないです。
例:一般道で勝手にお祈りする、迷惑行為になりました。
ムスリムの観光客が清水寺の前でお祈りする。
デパートの授乳室で相談なしにお祈りに使用される など。
最後に
初めて日本に来た時と比べたら、現在は、日本にいるムスリムも増え、お祈り場やハラル食料品も手に入りやすくなりました。
そして、日本社会でもイスラム教の知識が上達し、観光業務はじめ、医療現場、教育現場などムスリム向けの様々なサービスが充実しました。
これらのおかげで、ムスリムにとって日本は住みやすい国と考えられます。
しかし、少し残念なこともあります、特に最近のムスリムはHabluminallah
ばっかりやりたがっている、Habluminanas を忘れていると思います。
亀田さん:質問はありますか?
A・Nさん:イスラム教も宗派がいろいろあるようですが。
エニさん:大きく分ければ、スンニー派、シーア派、アラウイー派などがありますが、それぞれがきびしさにちがいがあります。わたしは、ノー宗派ですが。
Y・Hさん:イスラムの教義は、どこで学んだのですか?
エニさん:12世紀にマレー半島にペルシャから入ってきたと聞いています。
インドネシアには、13世紀にスマトラに入り、ジャワ島にも入ってきたようです。貿易を通して長く続いてきたのです。インドネシアは、ヒンズー教も、仏教も入っていました。
Y・Hさん:子ども達は、イスラム教をどう思っているのでしょうか?
エニさん:私の考えでは、家庭次第と思いますが、学校では、宗教が義務で、宗教という科目があります。学校では、家庭の状況を書く用紙に、宗教の名前を書く欄があります。国立大学ではイスラム教だけで、わたしは、仏教についても知りたかったのですが、取れる単位がありませんでした。
M・Mさん:どの宗教も学校は受け入れているのですか?
エニさん:私立大学には、キリスト教の大学もあります。イスラム教だけの学校もあります。それぞれに寮もあり、私はあこがれでしたが、家から通っていて入れませんでした。
H・Mさん:日本の学校に来ている子もいますが、祈りの時間などは取れるのでしょうか?
エニさん:ひとの通らないところや、トイレに近くない所に用意されて居る場合もあります。京都教育大学では、イスラム保護者をどうとり扱うかなどが協議されていると聞いたことがありますが。修学院中学などは、多いので、図書館の奥に祈る場所が設置されたとも聞いたことがあります。伏見などには、ムスリムの方がたくさん住んでおられるので、お祈りの場所を作ったとも聞いています。
H・Mさん:どうして豚だけが特別なのでしょうか?
エニさん:コーランに書いてあるのですが、豚の肉など、人間と似て居るしくみがあり、そのために殺してはいけないと云われていると聞いています。牛は、人間とちがいが大きいそうです。
M・Tさん:最近は、豚の心臓を、取り出し、人間に移植することができたとか。
エニさん:豚はよくないとむかしから云われてきていますが、現代は変わってきつつあるようです。
児嶋:亀岡にも、外国につながる子どもさんがたくさん入ってきています。昨年から全ての小学校と中学校に支援員の方が、調査に入り70名以上がいることがわかりました。幼稚園や保育園や高校はその数字に、入っていませんが。
エニさん:最近は、学校も変わってきましたね。1クラスに8人も外国につながる子どもが居る場合もあるようです。最近は、保護者に聞くと、
- 給食は豚肉が入っていてもOKという保護者
- 豚肉の入っている給食は、だめという保護者 お弁当を持っていってもいいか?
学校の対応の仕方についての講座(京都ハラスネットワーク)も開催あり
M・Mさん:やさしい日本語で映したコーランなどもあり、他のこどもたちの学習も必要ですね。
エニさん:学校で、「子どもさんは、給食を食べますか?」と聞かれ、「この状況では、食べないことを許可できない」と言われた時代もありました。給食の中にも教育があると。給食当番もしないとか、社会とのつながりができないとか、日本では、宗教は人権という考えが少なく、親がしつけするという感覚ですね。子どもでもおみやげを買う時に、中身は何かと考える子もいるのですが。
児嶋:現代では、日本の受け入れ側の保護者の学習会も必要と思います。いろいろな宗教を持つ子もいて、自分の判断だけでは、できない宗教を持つひとたちも存在するという自覚を持つまで。
エニさん:日本にいるイスラム教のひとたちもルールを守らないこともあるので、アニサ・サリハという団体(日本在住の留学生や仕事をしているムスリムをメンバーにしている団体)は、相談コーナーを持っています。
また、イスラム教徒をゲストにした学習会の開催や、健康診断について保健所で支援したり、日本のその地方のゴミ出しの方法などの学習会などをしています。
E・Oさん:ハラル食を買える場所はたくさんあるのですか?
エニさん:業務スーパーには、ハラル印のある食品も売っています。モスクにもハラルの無人コーナーなどもあります。

