2024/12/05
2024年11月23日(日)第381回グローバル・セッション・レポート
開催後のレポート開催日:2024年11月23日(日)10:30~12:30
場所:ガレリア3階 会議室
ゲストスピーカー:張穎さん(中国出身・日本語教師・母語支援員・ひまわり指導者)
コーディネーター:亀田博さん
参加者:19名
今回のタイトル:「言語の壁とは?」
自己紹介
亀田さん(コーディネーター):では、簡単に自己紹介をお願いします。
E・Tさん:8月に亀岡市民に戻ってきました。12月から新しい仕事につきます。このGlobal Sessionに来始めてから、10年目になります。
S・Fさん:日本語ボランティア養成講座を取り、日本語教室で教えています。今は中国語を学習しています。
R・Sさん:ひまわり教室で指導をしています。
T・Dさん:ブラジル出身で、2年半に西京極に来て、今は翻訳などをしています。
Rさん:マレーシア出身で日本語学校の学生です。
H・Mさん:木綿屋をやっています。本町に住み、もめん染める仕事です。
K・Nさん:保津町に住み、村おこしなどに励んでいます。
Y・Nさん:元教員で、ひまわり教室の指導者です。教員の時には、子どもたちが本当に理解できたかどうかが気になっていました。
M・Yさん:元中学校教員で、ひまわり教室の指導者をして、若さをもらっています。
Y・Hさん:今は無職ですが、仕事で外国も行ったことがあります。
W・Lさん:中国人で18年前に日本に来ました。今は、日本で仕事をしていて、千代川小学校にいる子どもがいて、5年生です。
H・Mさん:日本語教師をしています。
K・Tさん :馬路町に住んでいて、映画の脚本などを書いています。
K・Hさん: 地域活性のための仕事をしています。
N・Fさん:篠町に住んでいて、市役所職員です。
M・Tさん:京都市に住んでいます。大学の教員をしていました。
児嶋: このGlobal Sessionは、私が亀岡交流活動センターに勤務していた1999年から開始し、退職後は、オフィス・コン・ジュントとして引き継ぎ、月に1回のペースで継続し、今回は381回目になります。20年以上やっていることになりますね。
亀田さん:みなさん、ありがとうございます。私は大津市に住んでいて、今回の『言語の壁って?』というタイトルがいいですね。張穎さんは、学校で、子どもに教えながら、親との対話も必要で、難しいなかでのコミュニケーションの取り方を考えていく方法について語ってもらえると思います。
グローバル・セッションスタート
亀田さん:では、張穎さん、お願いします。
張穎さん:亀岡で海外にルーツを持つ子どもたちの教育支援をしています。今日のお話は『言語の壁って』としましたが、どういうことだと思いますか?
少子化、産業の衰退といった問題は日本で起こる深刻な問題です。少子化の影響は経済的影響と社会的影響としては労働人口の減少とともに、労働力が足りなくなる。そのため、日本政府は少子高齢化による国内の人材不足を解消するために、外国人労働者を受け入れるためのさまざまな制度を創設してきました。
日本で働く外国人の増加に伴い、海外にルーツを持つ子供たちが急増しています。日本語学習や学校での勉強に苦戦する子は多く、不登校や退学につながるケースが目立ちます。
「海外にルーツを持つ子ども」とは?
両親または、親のどちらか一方が、外国人である子ども」のことを表します。外国籍の子どもたちはもちろん、日本国籍(または日本と外国の二重国籍)を持つ、いわゆる「ハーフ」の子どもたちに加え、難民2世など、何らかの理由により無国籍状態にある子どもたちを指す言葉です。
この中には、来日したばかりという子どもも、日本で生まれ育ち、日本以外の国には(まだ)行ったことがないという子どもも含まれます。場合によっては、日本人家庭に生まれた日本語母語話者の子ども、海外での生活経験を持つ「帰国子女」も含まれることがあります。
海外にルーツを持つ子どもの現状や課題は、まず日本語がわからなくて大変だと思います。来日したばかりで日本の学校に転入し、日本語がわからず友だちが作れず孤立し、学校の勉強についていけなくて、困っている姿がよく見られます。海外ルーツの子、増えているのに…
授業が理解できず、不登校や退学の子も・・・
言語の壁はどこから出てくるのでしょう?
コミュニケーションにおける言語的な障壁、すなわち、元々異なる言語(場合によっては方言さえも)を話す人々やグループが経験するコミュニケーションの難しさ
第二言語能力の不足から偏見、孤立、差別に直面することが多いです。それが心理的な問題を引き起こす言語の壁。
言語の壁は、生徒にとって最大の問題の一つとなっている。
無力感や過剰なストレスなど、言語の壁、教室の雰囲気を読むこと、教員と生徒の関係の難しさの問題。第二言語に対する不安、教育的ストレス要因、社会文化的ストレス要因が、課題として挙げられている。さらに、生徒は社会的孤立、偏見、差別を経験する可能性も高い。
現状と課題について
- 日本語がわからない子ども:全く日本語がわからない子が日本の学校に転入して来ました。もちろん、日本文化(生活の仕方、コミュニケーションの取り方、給食)なども知らない子どもたちです。→いじめや偏見を持って見られることもある。
- 支援の先生:亀岡市内でもいろいろな学校に入っています。
どういう支援か?
- 通訳( 例:算数の時間に比例をやっています。通訳しても理解できない→ついて行けないケースもあります。)
- 支援者が何でも教えられるわけではない。(中学校では、体育、保健など)各教科に対して、支援者も事前の準備が必要
- 子どもの数に対して、支援者の数が十分ではない。どの子にも毎時間支援者がついているわけではない。(週に2日だけ来てくれる支援者のみの子どもも)
- コミュニケーションの問題:
*中間休みになるとひとりでいる→不登校(かぜをひいたと言って登校しない)
*保護者が日本語ができない場合:家庭との連携もうまくいかないケースもある。
*保護者と連絡がとれても、家で泣いていて、理由を言わないケースも。
無力感が高まり、ストレスとなる(子どもも保護者も支援員も)→ 集中できなくなる(通訳して教えても、聞けない状態)
他の子ども達:気になる子もいて、じっと見ている子もいる。
- 他の子ども達:異文化の理解ができるような学校全体の指導が必要である。
現在、日本には、外国人登録者数は、310万人:全人口の3%である。
*ことなる文化の受け入れの教育が重要である。
共に暮らしていくために、どうしたらコミュニケーションが取れるのか?
学校や、地域全体で考える体制を取ってほしい。(共に考えるという体制)
課題
- 外国語を身に付ける。
中国では、高校生になると、いろいろな外国語を選んで学ぶ体制がある。
(英語、日本語、ロシア語などさまざまな言語を選ぶ)
- 積極的にコミュニケーションを取るシステム作り(教室に30人いて、外国人ひとりいる場合、いっしょにゲームなどしながら、話しかけるプログラムをとり入れる。
- 異文化の学習:生活習慣について
(ゴミの分別をしない国もある。日本で当たり前が通用しない場合は、知らせる必要がある。)
技能実習生受け入れの体制:現在も日本語を学ばずに来て、5年間で帰国させる。
それ以上の資格を取るためには、日本語のN4かN5の日本語能力が必要という条件がある(法律上)
- 日本人が外国人に対して偏見を持たないことが望まれる。外国人も住みやすいまちづくり(交流事業、多言語や多文化のイベントなど)
- 外国人の立場の声を聞く
*ことばの壁で、日本社会からの偏見や誤解をされやすい。
*仕事が不安定な場合もある。(相談窓口を知らせる必要がある)
ことばの壁を乗り越える:
- ことばの壁を互いに乗り越える。
支援教員の派遣:どのような効果があるか?
子どもが進歩しているか?
支援者の方の状況:支援者も疲れている。
- 多言語を身に付ける
- 日本語を最初に重点的に学ぶ日本語教室の開講(子どもに)
転入して1ヶ月~3ヶ月(重点的に日本語を日本語教室で学び、各学校に転入する)(宇治市、京都市の例も)
- 多様性のある日本語教室とは?
大人用:職業訓練
幼児:多言語でのあそび(絵をとり入れたカードなどで)
小・中学生:必要な学習ことばの学習
漢字:よみがなをつける・英語や必要な言語の訳も
親に対して日本文化を教える。
将来、日本社会に貢献できる他民族人材育成は大切なことだと思います。
亀田さん(コーディネーター):では、みなさん、お話しがあれば、どうぞ。
T・Dさん:数え切れないほど課題がありますが、2、3件だけお願いします。日本に来てから日本語を身に付けるのは大変ですが、私は、11年間ブラジルで日本語を勉強していたので、自分では文化の違いは、あまり感じなかったです。
でも、自分では常識でないところが、常識であったり、誤解したままだと、エスカレートして大変になると思います。どの年齢の方にも、子どもにも「外国人にやさしい街」を作ることが必要だと思います。張穎さんの今日のテーマの「言語の壁」というタイトルがいいですね。表情の出し方で壁もありますから。
例えば、手のマークで「私は天才です。」というのはありますが、このマークは日本人はわからないのですが、他国の人はたいていわかります。これは、実は皮肉であって、「私は天才ではないよ」と言う意味ですが、知らない日本人の多くは、「いばっているな。こいつ」などと取ってしまいます。
児嶋: T・Dさんの今の話を聞いていて、思ったのは、このような事を言う場が、外国から来た人には、あまりないのではないかと思いました。
T・Dさん:そうです。このように取られた外国人は、だいたい、わかってもらえないと思って愚痴ばかり言い合うようになるのです。このようなGSのような場所を作ることが必要なのだと思います。
M・Tさん:外国につながる子どもたちの声をもっと聞いてほしいし、聞く必要があると思います。私たちの娘はアメリカで生まれ、今はアメリカで小学校の先生をしています。おべんとうに、最初はおにぎりを持たせたのですが、娘は「持って行きたくない」というのです。「なぜか」と聞くと、「日本文化はどうでもいい。まわりと同じように見えるようになりたい。」と言うのです。ティーンエイジまでつづきました。
T・Dさん:周囲の意見が子どもも気になるのですね。
Y・Hさん:ことばはそれぞれの歴史や文化に根付いているので、ことばの学習にも文化を入れて行くことが重要でしょうね。若い時に英会話教室に通っていましたが、会話だけに特化しているように感じました。ことば+文化を同時にとり入れて行くことが必要でしょうね。
張穎さん:難しいかもしれませんが、日本の学校で、外国の文化についての学びも入れていくのがいいかと思います。千代川小で、国語の時間に「スーホの白い馬」を中国語でも書いてもらい、「中国語でも暗唱する」という学習がありました。そのほかにも、中国出身の保護者のW・Lさんに、中国について話してもらったことがあります。その後、たくさんの子どもたちから、「これは、中国語で何というの?」とよく聞かれるようになりました。
E・Tさん:「外国語を学ぶ」というと、「英語を学ぶ」ということだった時代が長くあったような気がします。日本人の外国人との関わり方を変えて行く必要がありますね。
張穎さん:いろいろな外国語を学ぶ必要があるというのは同感です。これから、外国人の受け入れが増え、子どもたちも増えていくはずです。日本社会はそのままでいられますかね?
E・Tさん:以前、働いていた工場で、外国人の方達と関わりがありましたが、いろいろな理由で日本に来ていると思いますが、物覚えがはやいなあと感じていました。今に、日本の工場は、外国人で埋まるのではないかと思います。どのような言語を学ぶかは、これからも、関わっていかなければならない課題ですね。
張穎さん:お互いに学び合うことが大切だと思います。京都民際日本語学校で私も教えていますが、優秀な学生が多いです。基本は、3カ国語くらいできる人が多いですが、5カ国語ができる人もいます。みんな学生同士がなかよくなれると思います。三鬼先生なども、ハングル、英語が話せ、日本語教育ができますね。
T・Dさん:僕も、ブラジル出身でポルトガル語ですが、スペイン語、日本語、英語も話します。
Rさん:私は、日本語、英語、中国語、マレー語、広東語などを話します。私は日本語を話すので、日本で生活ができると思っていますが、英語が話せると、その国の人とも交流ができると思います。英語と日本語ができるといいですね。
張穎さん:英語ができないとどうですか?
T・Dさん:逆に、英語圏の人は英語しかできない人が多いですね。英語圏でなければ、3つくらいの言語ができる人が多いです。私は、ブラジル人ですが、ポルトガル語、スペイン語も話しますが、英語はみんなが必要かなと思います。
児嶋:日本は、戦前、戦後の歴史をあまり教えてもらわずに来て、先生達も今もあまり教えていませんが、日本が植民地を持った台湾や朝鮮半島で、学校で日本語を教える事を強制してきました。そのために、戦後も自分達の母語をあまり考える言語とできない外国の人々がいました。大変なことですが、あまり知られていません。
亀田さん:スイスでは、ドイツ語、イタリア語、フランス語も学びます。ドイツの友人は、日本人は、「多分」とか、「かもしれない」ということが多いと言っています。日本語は最後まで聞かないと、賛成か、反対かもわかりませんが、英語も中国語も、まず、結論を先に言います。ちがいがありますね。
S・Fさん:日本語教室で、日本語指導のボランティアをしています。日本で働いて居る人たちに日本語を教えているのですが、労働力が不足しているために日本に来ている人たちですが、週に一度だけでは習得するレベルにはなれないと思います。仕事では、マニュアルだけわかれば、こなせるようですが。 子どものことを考えて、連れて来たいと思っても、無力感に襲われると思います。毎週続けられない人もいますし。もどかしいと思います。
児嶋:私は、会社が本気ならば、会社で、毎日時間を決めて、日本語教師を雇用し、日本語教室を開講するべきと思っています。
E・Tさん:日本語とドイツ語のできる人が、オンラインで教えていたこともあると聞いています。
張穎さん:職業訓練での日本語指導も大切と思います。会社の日本語教室があると、この会社関係のシラバスを作って重点的に教えるなど。会社でも交流会などでも文化の紹介などもするといいと思います。
S・Fさん:会社でも今は、必要生を感じているのではないでしょうか?
張穎さん:あいさつくらいは、日本人も外国人の人がいたら、学んでほしいですね。
T・Dさん:日本語の翻訳をしていると、日本語の前と後ろがなくて、何と翻訳していいかわからない時があります。日本語は、主語や目的語が無くても、話ができるので、周りのニュアンスが理解出来ないと翻訳できない時があります。
Y・Hさん:良い悪いは別にして、日本人は、「単一民族」と言われ、「あ、うん」の呼吸が必要と言われてきた時代があります。そのため、「全部、言わなくても通じる」と思い込んでいる人もいます。その点も、日本語を学習するときは、理解する必要があると思います。
T・Dさん:それは、日本の魅力でもあります。
Y・Hさん:時代が変わって来ているので、それだけでは通じないと思いますが。
S・Fさん:ひまわり教室は継続してやっておられますが、子どもの家に出前授業などにも行く事があるのですか?
M・Yさん:この間、大夢君のお父さんから電話があって、「急なことですが、今度のひまわり教室は用事で出かけるので、その前に家まで来てもらうことはできますか?」と電話があり、家に行きました。
R・Sさん:ひとりの子は、メールで送ってきて問い合わせすることもあります。
児嶋:オンラインで毎日、教えて先生と子どものつながりもあります。
張穎さん:一回休みましたが、大夢君も明るくなって昨日は来ていましたね。
M・Tさん:このひまわり教室などの資金はどうされているのですか?海外にでは、日本人学校があり、その子どもたちへの資金援助の方が多いように思います。これからは、日本にいる外国につながる子どもさんへの援助が必要になるのではないでしょうか?
児嶋:海外の日本人学校の教員の給料は、文科省が出し、その他の学校の経費は、登校している子どもたちの保護者の在籍する企業が、出し合っていると思います。今は、ほとんどひまわり教室などはボランティアですね。
S・Fさん:このような子どもたちが大きくなると、大学などに行けばまだいいですが、仕事を工場などで始めると、なかなかできないことが多く、続かないかもしれませんね。
T・Dさん:ブラジルの日系人は、通常の外国人とちがって日本に来て、簡単に働くことができます。それで、最初は、5年ほど日本に来て働き、ブラジルに帰国しようと思っているのですが、ここで生まれた子どもたちは、日本語を話せるし、日系人のコミュニティもあり、そこに住むと、大人になって来日した日系人は、日本語を話せないままで暮らしていけるという人たちもたくさんいます。
張穎さん:ひまわり教室では、親御さんとよく話していますが、学校にいるだけの外国につながる子どもたちは、学校と家庭との連携ができないと学習も伸びていくことが難しいと思います。家庭に帰っても、子どもたちは、自分の親に、抱えている問題を言えないし、親も学校とことばが通じないことがあります。そのために、学校か、市役所などに相談窓口がほしいし、作る必要があると思います。(別に多文化共生センターへはたくさん相談に来られていますが。)
K・Tさん:映画の脚本作りをしていますが、大阪の西淀川区で外国人労働者の子どもたちの映画を作ったことがあります。最初は、子どもたちが勉強する場所があるかどうかと見ていました。日本語の学習教室があり、小学生は夕方から、中学生は夜に来ていました。それをどのように表現するかを考えていました。彼らとどのように結びつけるかと考えて、外国語でのあいさつをしてみました。この経験から、子どもたちが行きやすい場所を作る必要があると思いました。
(後に亀田さんからの補足:映画脚本家の堤健介さん 、初監督として Chair(チェアー)を撮影されました。昨年の末、亀岡のオールロケで、保津浜TERRACEで、エキストラの方を交流撮影、Chair(チェアー) 家具職人の双子の兄弟である悠と翔平を主人公とした作品で、翔平が悠になりすまし、兄の地位を手入れるというストーリーです。
2024年3月 サンガスタジアムで上映会が開催されました。8月にもガレリアで上映されました。)
T・Dさん:その映画をどこかで見ることはできますか?(児嶋が後にK・Tさんからお聞きしました)
K・Tさん:映画のほうですが、今のところ上映の予定はないそうです。ですので、関係者向け限定公開のYouTube URLをお送りいたしますので、こちらでご覧いただければと思います。
タイトルは、『Hola! 出来島!!』約16分の短編映画です。大阪在住の岸本景子という女性が監督です。堤は、脚本を担当しております。大阪西淀川区の出来島商店会さんのPR企画として制作されました。あらすじなどは、リンクへアクセスしていただければご確認いただけます。
(児嶋は、作品を見せていただきましたが、今後、K・Tさんに、Global Sessionのゲストとしてきていただき、セッションをしながら見せていただくようお願いしています。
R・Sさん:今までの感想ですが、日本語のわかりづらさがありますね。日本語の文末まで言わない風習で、「皆まで言うな」などと思われ、外国につながる人たちとのコミュニケーションには、妨げになりますね。多文化共生のためには、受け入れ側の体制が必要で、「日本に来て良かった」と思える支援体制が必要と思い、無ければ作っていく必要があると思います。
T・Dさん:その日本語の言い方を、「美しい」とか、ささいな言い方でも気持ちが伝わるとか、良い方に取る方法もありますね。
張穎さん:日本語は美しいと思いますが、なかなか外国人にはわからないです。留学生なども「やさしいにほんご」から始める方法もあります。外国人から来て仕事をする人は特に必要と思います。
亀田さん:そろそろ時間が来ました。ご意見や質問があれば、児嶋さんのところにお知らせください。レポートで取り上げてもらえますので。