ひまわり教室について

ひまわり教室では、外国につながる子供の学校での学習に必要な語学力の学習支援と、その保護者の日本語学習支援を行っています。
子どもと保護者が同じ教室内で同じ時間帯にそれぞれの学習を行っています。
指導者は、元教師など多くは子どもへの学習支援経験者です。
亀岡市内をはじめお隣の南丹市からも子どもたちが通っています。

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ひまわり教室日記

    開催:2022年7月17日(日) 10:15~12:15

    場所:ガレリアかめおか 2階大広間

    講師:大野友アンドレイアさん(箕面市国際交流協会職員)ブラジルから14才で来日。現在は箕面市国際交流協会の職員として外国ルーツの子どもをサポートする活動を行っている。

    内容:1.講座「マイノリティと日本社会の狭間で」(10:20~11:10)

       2.セッション(質疑応答)(11:10~12:15)

    参加者数:26名

    共催:京都府国際センター(令和4年度外国にしながりをもつ子ども・保護者のための居場所づくり支援事業)、亀岡国際交流協会

    主催:オフィス・コン・ジュント

    研修開始

    堀江亜希子さん(京都府国際センター)のあいさつ

    • 資料について(アンドレイアさん制作の年表の紹介)
    • 研修会の流れについて

    司会:児嶋きよみ(オフィス・コン・ジュント主宰)

    講演:「マイノリティと日本社会の狭間で」

    児嶋:アンドレイアさんは、亀岡に来ていただくのは、二度目になります。では、どうぞ。

    アンドレイアさん:「マイノリティと日本社会の狭間で」という良いタイトルをつけていただき、ありがとうございます。日本でもブラジルでもマイノリティになると思いますが、マジョリティの面もあります。今は、外国人市民や外国につながる子どもたちの相談など受ける仕事をしていますが、私自身の人生をひろげることもあるなあと実感しています。

     最初の画面を見ていただくと、バナナがいっぱいありますね。日本ではバナナというと黄色いバナナを予想されるでしょう?ブラジルでは、バナナの色も形もいろいろです。木で黄色くなったのは、おいしいし、バナナナニッカという小さくてなかなか手に入らないのもあります。このいろいろなバナナを見ていただき、人もいろいろな人がいますよということを考えていただきたいので、話をする最初は、このバナナの映像にしています。

     2018年に亀岡に呼ばれて来ましたが、その時も話しましたが、私の履歴を知らせて、これからの課題をみなさんとごいっしょに話合いをしていきたいと思います。

    なぜ、私の祖先がブラジルに行ったのか?

     祖父(母の父)は、最初は、中国の満州へ行っていました。祖父はあまり当時のことは、話しませんでしたが、当時は、瓦職人として仕事をしていました。日本が戦争に負けて引き揚げてくるようになりました。その時は、男子は、軍へ、女子は子どもを連れて引き揚げということになっていました。祖父は徴兵されて行ったのですが、そこから離れて帰る途中に偶然、家族と会えて、中国国内を汽車を乗り継ぎ、船に乗り、ようやく山口県にたどりついたそうです。途中では、中国のいろいろな人が助けてくれたおかげで帰国できたようです。祖父は中国満州では瓦職人でしたが、日本では最初は、何もなく、子ども4人と5人目の母が生まれ、生活は大変だったようです。

     戦後の政府は、海外移住センターを開設し、南米などへの移住を促進し始めていました。現在は日伯協会とか、関西ブラジルコミュニティなどの組織があります。ここで、祖父は決心をしました。ブラジルへ行く際、アマゾンを選択すれば、誰かの下で働かなくてもいいとのことだった。サンパウロへ移住した人は農園で雇われる形でした。アマゾンでは土地しかなく、家も自分で作らなければなりませんでした。コロニアという場所で、植民地の意味もありますが、ブラジルでは、外国人居留地のような意味で使われ、日本人の多く住むコミュニティです。アマゾンのコロニアに入植し、こしょう作りを始めました。学校には、船に乗ってみんなで行き、日本語での学校があり、ブラジルの学校には行っていませんでした。でも、土地についての知識が無く、雨期には水が溜まるような場所で、そこを避けて点々と移って行ったようです。その後、日本政府が推奨した土地でしたが、その土地が農業に向かない土地であると認めましたが、その補償は全く無かったそうです。母は、学校へ通うために、ブラジルの政治家のひとりの養女になり、アマゾン河口の都市ベレンに住みはじめました。1985年の民政移管後、この政治家は姿を消し、母ひとりが残され、家族の元に帰ったと聞いています。 

     私の父は、日本の会社の駐在員でしたので、日系1世の母との間に生まれた子どもが私で、日本国籍とブラジル国籍を持っています。生まれて3ヶ月以内に日本領事館に届ければ日本国籍が取れたのですが、それを知らない家庭もあり、日系の人でも日本国籍のない人が多くいます。

    ブラジルの人種

     ブラジルは、先住民が多く住んでいたのですが、1500年にポルトガルにより発見という名で入植され、ヨーロッパからブラジルへ移住して来た人が多く、先住民を農場の雇い民とすることが難しかったので、アフリカから奴隷として黒人をたくさん連れてくるようになりました。このころから、白人から黒人が搾取され、1830年代に描かれた絵画には、黒人奴隷が白人にサーブしている様子が見られます。当時、ブラジルは、アメリカの10倍くらいの奴隷を連れて来たと言われています。

     現在は、ブラジルは、白人、黒人の区別があまりなく、混在していて、フレンドリーと言われ   ていますが、実際にはどうかなと思います。サンパウロには以前は日本人街と呼ばれた地域がありましたが、現在は、東洋人街と言われ、アジア人が多く住んでいます。アジアからは、中国からの移住者が先で、韓国などからも多く、多様性がイメージとなっています。

     しかし、大統領は今でも、白人ばかりで、アンドレイアさんが日本に来て、多くの日本の人々が、「ブラジルは白人の国とは思っていない」ということに大変驚いたようです。9月7日はブラジルの独立記念日と言われ、パレードやマーチが盛んに行われています。でも、実際には、ポルトガル人がブラジルを発見し、後に侵入してきたというのが事実です。 インドとまちがって、先住民をインディオと呼ぶようになったのは、よく知られていますが、現在は、「先住民を守る」という組織もあります。地方によってはちがいがありますが、総人口の2~3%と言われています。インディオは、ワクチンの接種も大変で、白人が行き、それで、コロナになり、免疫を持っていない病気に感染、問題になっています。

    ブラジルでの構造的な人種格差

     奴隷解放の記念日も5月13日になっていますが、実際には奴隷は、白人に買われていた商品と思われていて、自由は自分の金で支払ったともきいています。アメリカで「Black lives matter」の動きがありましたが、ブラジルは白、黒が混ざった色の皮膚なので、問題はわかりにくく、優遇政策はありけれども十分ではないでしょう。

     アメリカでジョージ・フロイドが警官に殺され、大きな問題になった7日後、ブラジルのヘシーフェと言う町で、市長の妻のメイドをしていた女性が、犬の散歩を命じられ、その女性の5才の息子は市長の妻(雇われ主)と家に残され、エレベーターで9階に上がり、そこから、その子が墜落するという事件が起こりました。雇われ主がエレベーターのボタンを押す映像が監視カメラに写っており大きなニュースとなりました。事件当時は構造的な人種格差によるものだと本人も気づいていませんでしたが、その後、そのメイドだった母親が法律を勉強し始めた。人種差別が当事者にとっても分かりにくい構造であることが分かります。

     軍事政権時代に教育学者のパウロ・フレイレは抑圧者の権利を訴える活動をしており、捕まえられたあと、チリへ逃れ、その後ヨーロッパへ逃れた事件があります。フレイレの思想に共感したアウグスト・ホアールと言う人もまた劇を通して、抑圧と権力の仕組みを伝える活動を行い、箕面国際交流協会では、この手法を使って「日常の中の多様性について」、というテーマで取組を続けて実施しています。

    「わたしのアイデンティティは、どのようにして現在までに作られてきたのか?」

    という課題があります。

     父は日本の会社の駐在員でしたが、母と結婚してサンパウロにいたようですが、ここには、日系のグループもあり、マジョリティの一員です。その方が安全ではありますが、私が1歳の時、日本人がほとんどいないガラパリという町へ行き、やおやさんを始めました。仕事はないかとたずねて来る人が従業員となりどんどん増えました。やおやの後、家のガレージをお店にして、アイスクリームや缶詰なども売っていました。私はそこの幼稚園に入ると、言葉がちがうことに気づきました。父母とは日本語で、近所の子どもたちとは、ポルトガル語で話していたが、日常のボキャブラリーが少ないと感じました。その後、父はホテルをやりはじめました。雇い人は、やおや時代から一緒に成長してきた従業員で、ほとんど、町のスラム街に住んでいて、学校に行っていなくて、アルファベットも書けない状況であり、「なぜか?」と考え始めました。その後、ホテルのレストランを作るとき、さしみは気持ち悪いと言われる時代でしたので、中華料理店をしました。学校でいろいろな行事もありましたが、なにかみんなとちがうと思うようになりました。

     第2次世界大戦の時、母方の祖父を含め、その時代を生きた1世はあまりその時代のブラジル政府の対応を3世や4世の孫には言っていませんでしたが、日本移民強制退去事件などもありました。その後も、日系のあいだで、戦争の勝ち組と負け組が戦ったこともありました。

     私の学校生活は、そのずっとあとですが、どの子もルーツはいろいろで、「あなたは何系?」とは言われませんが、アジア系はみな、「日系」と言われていました。でも、そこには私ひとりしかいないので、ルーツは問われませんでしたが。

     ブラジルの時代背景ですが、大統領が替わるとお金まで変わってしまうのです。1980年~1990年代ですが。今日、何かを買っても、明日それが買えるという保証はないのです。お金が変わるので、以前の紙幣は役にたたず、ドアのストッパーにされているのも見ました。ためてももったいない時代でした。

     その後、1991年に父は家族と共に、サンパウロへ移るか、日本へ帰国するかを考え、突然、ブラジル人出稼ぎ者がいるわけでもない大阪の吹田市に帰国しました。私は、14才で、弟は、11才と7才でした。帰国したのは1月で、寒くて寒くて大変だったのを覚えています。当時、政府の支援制度などはありませんでした。母は、いろいろなところから、情報を得て、私の正式な名前の「長谷川友アンドレイア」からアンドレイアを取り、長谷川友とするようにしました。ちがいがあるといじめられると思ったようです。中学校ではマンガ研究部に入っていた人から声をかけられることがありましたが、日本語の読み書きもままならず、成績は悪く、当時入れる高校として、高知にある全寮制の高校に入ることにしました。ここの国際コースに入ると、その後、Jリーグができて、その高校にブラジル人留学生もくるようになり、私が通訳や翻訳を頼まれるようになりました。その後、大阪外語大学に入学し、ときどき、ディスコに行くと、ブラジル人が多く来ていることに気がつきました。JICAの南米日系プログラムで住み込みの研修もしました。

     高校時代にカナダに留学し、英語も話すようになりました。その後、仕事でアメリカに行き、夫とはそこで知り合い、結婚しました。

     2013年に箕面市に来て、国際交流協会へ子どもといっしょに行くと、ポルトガル語を教えてほしいと頼まれました。日本で生まれ、親は日本語を話せず、親との会話のできない高校生たちに教える仕事です。その後、相談が必要となり、協会の相談業務に関わりを持つようになりました。

    講演終了。

    質疑応答

    Z・Yさん:バナナの写真がありましたが、フィリピンに日本語教師として行った時に、バナナは、128種類ほどあると聞きました。料理用のオレンジ色のバナナが好きですが、ブラジルにはどれくらいのバナナの種類がありますか?

    アンドレイアさん:ブラジルにもいろいろな種類のバナナがあります。日本では黄色のバナナがほとんどで、バナナと言ったら黄色と思っている方が多いようです。それで、最近のお話しの最初に、この絵を見てもらい、バナナといってもいろいろありますよと多様性について考えていただいています。

    M・Wさん:20数年間、大人向けの日本語教育を地域でしていましたが、子どもさんと関わることがなかったので、行政との関わり方など、知りたいと思い、参加しました。それについては、いかがですか?

    アンドレイアさん:外国籍を持つ人は、義務教育ではないので、でも受け入れますよくらいの態度が最初だったと思います。現在は、文科省の予算もつき、市でも予算化されてきました。ただ、市単位でちがいが大きいと思います。教育委員会でも担当者がいない地域もあります。外国人児童がどこで困っているのかをわからない先生もいます。そのまま行くと、中学校では、積み重ねがないと勉強がしんどくなる子が出てきます。箕面市でも外国にルーツを持つ子どもの学習と居場所事業があり、日本語教室は7校ありますが、それぞれがつながることはむずかしいので、学校で子どもの学習支援ができるのが、いちばんいいと思います。時には特別支援のクラスに行くように勧められることもあります。でも、そうなると、自意識が下がり、教室に入るのもいやがることもあります。支援方法も市によって大きなちがいがあるので、もう少し大きな範囲(県や府、日本全体など)で教育の方法を考えて行く方が望ましいです。

    F・Kさん:日本に来てからの経験や今の活動などをお話ししていただき、ありがとうございました。聞きたいのは、日本の中でのマイノリティには大きな壁があるのではないでしょうか?

    アンドレイアさん:多文化の受け入れについての前提がアメリカなどと大きくちがいます。アメリカのカリフォルニア州などでは、移動してきた保護者に、母語としてのことばの歴史をそれぞれにまず、聞きます。保護者自身が、子どもの言語学習には、母語が関係するという意識を持ってもらうためです。     日本では、先生も、保護者にどこまで聞いていいいのかわからないと思う人もいて、地域によって大きな差が出てきます。母語をどこまで子どもが使い、日本語はどの程度かの認識があれば、いろいろな支援に助けになります。それがないとその子の問題点が見えてこないと思います。

    F・Kさん:日本に来て良い点はありますか?

    アンドレイアさん:それぞれの国にはいろいろな価値観があり、それぞれがちがいます。親の国の過去を聞き、比べるのではなく、現在を比較する事が必要ですね。

     例えば、年金制度なども、ブラジルから日本に移住した場合、現在は、ブラジルの年金制度から続けて日本でかけ続けられるとか、知らないひとも多いです。

    Z・Yさん:ブラジルは白人が中心の国というのを聞いて驚きました。確かにテレビの主役にも白人が多いのですね。力を持っているのも。

    H・Kさん:ブラジルのニュースで、最近アマゾンで火事が続いていますね。温暖化のせいだと思いますが、政府は力を入れているのだろうか、入れていないのではないかと思います。政府の安定が必要ですが、現在の政府はどうなのでしょうね。

    アンドレイアさん:アマゾンに住む先住民も弁護士になり、活動して居る人もいますね。貧富の差も大きいですね。毎日の生活が大変なので活動を続けるというのも大変ですね。

    児嶋:ブラジルの第3の都市のベロオリゾンテにいた1985年からの3年間に見た子とだけでも、驚くことはたくさんありました。化粧品店にもおしろいの色が黒っぽいのから真っ白までいくつもあって、肌色などという日本のクレパスの色もなくなりましたが、全部肌の色なのです。それほどちがうのですね。姉弟でも、大きなちがいがある家族もありました。

    アンドレイアさん:ブラジルの日系人だけが住む地域の学校は、日本語だけもありましたが、小さい時だけと聞きました。中学校からは現地の学校へ行きポルトガル語だけで学ぶようになります。現在90~100才となる移民1世の中にはポルトガル語ができない人もいます。2世に当たるその子どもはポルトガル語しかできず、日本に出稼ぎに来ると、今度はその子どもは日本語しかできず、親子での会話が難しいケースがあります。

     親子が別の母語で生活をしていて、他のお母さんと交流できていないお母さんもいます。そのような親子の会話の通訳などの協会ですることもあります。例えば女の子の生理の話なども。見た目もちがうのに、日本語しか話せない人もいます。何度も警察に呼び止められる人もいるようです。日本生まれの日本育ちでもです。

     自分の子育てでは、長男は日本で生まれましたが、5ヶ月でアメリカに駐在する家族として行き、6才の時に家族で日本に帰国しました。日本では英語でしゃべれないので、「自分は何人か?」と長男から聞かれたことがあります。「日本人なのか、ブラジル人なのか、アメリカ人なのか」と。

     子どもというのは、何人という意識は、属している環境によるのかもしれないと思うようになりました。

    講座終了。

    2021年4月から2022年3月までのひまわり教室に関連する1年間の報告です。

    2021年度のひまわり教室

    2021年度、ひまわり教室は、二教室で開催してきました。

    馬路教室は、亀岡市馬路文化センターで火曜日の午後6:00~8:00で開催

    中矢田教室は、大本愛善苑会館で木曜日の午後6:00~8:00で開催

    子どもの参加費:300円、保護者参加費:無料でした。

    ※8月からはコロナ禍のため、おもにガレリア3階の会議室で、2カ所の合同ひまわり教室を日曜日の10:00~12:00で開催してきました。

    2021年度の動き

    2021年4月

    4月13日 馬路教室 参加者:子ども2名
    中矢田教室 参加者:なし

    4月18日(日)Global Session
    ゲスト:品田井サフワンさん(ひまわり保護者:シリア出身)ガレリア大広間にて開催
    亀岡国際交流協会共催・公益財団法人大阪コミュニティ財団の「多文化との共生」分野の助成金授与

    4月23日(金) 中学校校長会でのひまわり教室について説明を開催

    5月

    ひまわり教室2教室ともに開講なし

    5月11日(火) 小学校校長会でひまわり教室について説明を開催

    6月

    6月 馬路教室 8日(火)・15日(火) 参加者:8名
    中矢田教室(ガレリアかめおか)10日(木)・17日(木) 参加者:4名

    6月20日(日) 2021年度ひまわり教室発表会
    午後1:30~4:00 ガレリア大広間にて開催 参加者27名(参加料:無料)

    7月

    7月 馬路教室 6日・20日 参加者:4名
    中矢田教室(ガレリアかめおか)8日 参加者:1名

    7月13日(火) 指導者Meeting ガレリアかめおかにて開催

    8月

    8月 中矢田教室(東部文化センター)5日 参加者:1名 19日 参加者:なし
    ※馬路教室の場所をガレリアかめおかへ変更

    日本語集中講座
    8月1日・4日・12日・21日・29日  述べ参加者:13名
    2年前の春節に中国の父母の実家に帰国し、日本にコロナ禍のため2021年7月まで帰国できなくなった男子1名(1年生)と、中国出身の2名男子を対象。  

    8月8日(日)夏休み合同宿題&工作教室 午後1:30~4:00 ガレリア2階大広間 にて開催 参加者:23名参加(参加費無料)
    ちぎり絵つくり・新聞紙で折り紙・習字・自画像制作

    8月22日(日) 研修会「外国につながりをもつ子どもと地域の居場所つくり」
    午後2:00~4:00 府国際センターよりオンライン開催
    「ひまわり教室(亀岡)の活動紹介」 講師:児嶋きよみ(Office Com Junto主宰)
    NPO舞鶴国際交流協会&(公財)京都府国際センター主催

    8月28日(土) 「外国につながりをもつ「元」子どもの声を聴く」オンライン開催に変更 午後1:30~3:30
    講師:ヤンソル(梁 説)さん「Books×Café Sol」店主
    Office Com Junto&(公財)京都府国際センター主催・亀岡国際交流協会共催

    8月29日「外国につながりをもつ子どもの日本語・教科学習支援」オンライン開催 午後2:00~4:00
    講師:滑川恵理子(京都女子大国際交流センター助教・ひまわり教室指導者)
    NPO舞鶴国際交流協会&(公財)京都府国際センター主催

    9月 

    9月ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00 19日 参加者:3名

    9月23日(木) 指導者Meeting 午前10:00~11:00 ガレリアかめおかにて開催

    10月

    10月ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00 17日 参加者:7名 31日(日)(ガレリアかめおか3階会議室)参加者:6名 

    10月9日(土)研修会「第2回外国につながりをもつ子どもの学びを支える研修会」
    午後1:30~4:00 ガレリアかめおか3階会議室にてオンライン開催
    講師:熱海まき子さん(横浜市立中学校教諭・国際教室担当)
    Office Com Junto・亀岡国際交流協会共催
    「公益財団法人大阪コミュニティ財団」の「多文化共生」分野の助成金授与

    11月

    11月 ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00
    7日(日) 参加者:5名 21日(日) 参加者:8名 

    11月11日(木) 指導者Meeting 午後1:00~2:00 ガレリアかめおかにて開催

    12月

    12月ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00
    5日(日) 参加者:5名 26日(日) 参加者:6名

    12月19日(日) Global Session&ひまわりクリスマス会 午前10:00~12:00 ガレリア1階工作室にて開催 参加者:22名
    「音楽からさぐるポーランドのクリスマス」ゲスト:オジュグさん(ポーランド出身・大学教官)
    Office Com Junto・亀岡国際交流協会共催
    「公益財団法人大阪コミュニティ財団」の「多文化共生」分野の助成金授与

    2022年1月

    1月ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00
    8日(日) 参加者:4名 16日(日) 参加者8名

    1月23日(日) Global Session 午後1:30~3:30 ガレリア2階研修室にて開催
    タイトル「僕の言論の自由」 ゲスト:品田井サフワンさん(シリア出身・立命館アジア太平洋大学出身・会社員) 

    2月 

    2月 ひまわり教室開講なし

    3月

    3月ひまわり合同教室(ガレリアかめおか3階会議室)午前10:00~12:00
    6日(日) 参加者:2名 20日(日) 参加者:6名 

    3月31日(木) 指導者Meeting 松田真美さんの古民家千手庵にて

                       

          

    遠くにいても話し合いができる環境が整ってきていると感じる機会が増えていたのがコロナ禍のひとつの成果でしょうか?

    2014年に外国につながる子どもさんとお父さんやお母さんの学習支援のひまわり教室を開設し、2021年現在も、細く長く続けています。

    同時に、指導者が学び会う研修会も毎年京都府国際センターや亀岡市の国際交流協会の共催でやっています。

    今回は、「国際教室」を小学校で340校の内147校(43%)と中学校で39校/145校(27%)も市で設置をされている横浜市から講師をお招きしました。

    指導の形態は児童生徒のそれぞれの実態に合わせ、「取り出し指導」や「入り込み指導」などさまざまです。

    ここで「そのような多くの先生を、どのようにして見つけ、配置するのか」という点です。

    その答えは「横浜周辺の教職課程を持つ大学では、通常クラスの教員養成と国際教室の指導ができる内容に変化している」でした。

    亀岡市でもひとりひとりの児童生徒等に合せ取り出し指導や母語での通訳ができる指導者を探すために想像を超える苦労をされていることを知っています。

    10年ほど前には、「こどもは外国語を身につけるのは早い」という認識で担任の先生任せがほとんどであったかと思います。

    近年は、生活言語と学習言語の身に付け方は大きく違い、学習に必要な言語力は5年から7年かかるという研究が進み、サポートがあれば理解ができるが、なければぼんやり過ごす日々が続くと言われています。

     ひまわり教室での学校外でのサポートもコロナ禍の中、細々と、「宿題をいっしょにしようね」と声をかけ、3年生で九九の覚えが悪いと気がつくと、学年を戻りその部分の復習をするようなこともあります。

    コロナ禍で会えない時には携帯メールで答えることもありました。

    それぞれの学校でも、授業中や下校時間後の指導も必要な時もあり、わからないまま過ごす時間はなるべくなくしようという全体にあると思います。

    日本に在住の外国につながる子ども達だけで無く、自分たちが外国に住む場合の困難さに思いを掛けることができるか否かを問われていると思います。

    「共に生きる」とはどこに居ても、誰にでも同じような感覚が求められるはずです。

    横浜の市全体の取り組み方は特別のことをしているというような感じを持たせない普通さがありました。

    亀岡のひまわり教室でも他の国から来られた方をインタビューし、たなかひろこさんという絵本作家が指導者メンバーにおられ、文化のちがいに注目する絵本の制作を始めました。

    メンバーのひとりのホームページの「たげんごオリジナルえほん」をクリックすれば、中国語と日本語の絵本や、スペイン語と日本語、アラビア語と日本語の絵本がYouTube配信で飛び出して来ます。

    言語のちがいだけでなく、「反抗期」など考えたこともなかったという中国のお話しなど、さまざまです。

    どうぞ、お楽しみください。

    オフィス・コン・ジュント代表 児嶋きよみ

    ひまわり教室アイキャッチ

    2014年に2人の外国出身のお母さんから子どもの「勉強を見てほしい」と言われたのが、ひまわり教室が始まるきっかけでした。

    コロナ禍で制限もありまますが、2021年度も引き続きひまわり教室を開催していきます。

    2021年度の教室の内容と特徴

    1.多言語での読み聞かせ(保護者の母語に子ども達が関心を持つように)(馬路教室)
     *中国語・英語(フィリピン出身の母親)・スペイン語(メキシコ出身)と日本語で読む。

    2.外国につながる子どもの日本語での読み聞かせ
     *かみしばいや教科書を、子どもの希望でみんなの前で読む

    3.絵本の製作(中矢田教室) 電子絵本にしてだれでも読めるようにする予定

    ①中国出身の母親の子どもの時の話を取り上げ絵本作家(支援者)が絵を描き中国語と日本語で作成

    『ヤンヤンちゃんとおにいちゃん』 (日本学術振興会科学研究費助成事業より)
     発行人:滑川恵理子・絵 田中ひろこ・協力者 児嶋きよみ

    ②『反抗期』を主題に・シリア・メキシコ・中国・フィリピン等で作成

    ③『おばあちゃんはおこりんぼ 』メキシコ出身の母親の子ども時代の話から絵本作成

    ④シリア出身のお父さんが日本の大学へ入学するまでの話

    4.Global Sessionのゲストの中で多言語での言語習得の話をセッション形式でする。

    5.教育機関とのつながりを持ち共によりよい環境作り
    *小学校校長会・中学校校長会で説明
    *学校訪問:

    6.毎回のひまわり教室の開催後、指導者がレポートを書き、編集して次回までに再送付する。指導内容と子ども達の理解状況共有して、次回にのぞむ。

    ひまわり教室アイキャッチ

    子どもは言葉の天才だと言われています。特に外国語の習得は大人より驚くほど早いという話は1度ぐらいお聞きになったことがあるではないでしょうか。でも、実は子どもにとっては、外国で<その国の言葉で生活することと<その国の言葉で勉強することは全く違うことなのです。なぜなら、使われる言語能力が違うからです。

    バイリンガルの子どもの言語能力は、「生活言語能力」(BICS*)と「学習言語能力」(CALP**)を区別して考える必要があります(Cummins, 1981)。

    「生活言語能力」は、日常生活でのやりとりに使う言語能力です。たとえば、学校の休み時間に友だちと話したり(例:「何して遊ぶ? / サッカーしよう!」)、家庭での親子のやりとり(例:「今日の夕飯は何?」「宿題やったの?」)で使うことばの力です。このような言語能力は大体1〜2年で習得できます。「子どもは外国語の習得が早い!」「すぐにぺらぺらと話すようになる!」というよく聞く話はこちらの生活言語能力を指しています。

    一方、「学習言語能力」は、抽象的な概念の理解や、教科学習に必要な言語能力です。たとえば、教科学習で扱う概念(例:「環境汚染」「電流」)について先生の説明や教科書の内容を理解したり、自分で発言したりするときに必要なことばの力です。例えば、中学校の国語の教科書には『月の起源を探る』という文章があります。その中に「惑星、衛星、公転、自転」という言葉が出てきます。大人なら太陽、地球、月の関係性を思い出せば、これらの言葉が簡単に習得できますが、子どもの場合、まず太陽、地球、月の関係性について説明するところから始めなくてはなりません。そのため「学習言語能力」の習得には5〜7年という長い時間がかかります。

    二つの言語能力は別々のものですから、「生活言語能力」が身についたら、自然と「学習言語能力」が身につくというものではありません。学校の勉強についていくために必要な言語能力の習得は決して簡単なことではなく、学習の積み重ねが必要です。

    オフィス・コン・ジュント 代表 児嶋 きよみ

    ひまわり教室アイキャッチ

    指導者meeting
    2020年7月23日(木・祝)10:30~12:00 ガレリア3階会議室
    ゲスト:堀江亜希子さん(京都府国際センター)
    京都府国際センターの「外国につながる子ども」に関わる事業について

    支援者研修会meeting
    2021年1月30日(土)1:30~3:30 (オンラインで30名以内)
    (オフィス・コン・ジュント・京都府国際センター&亀岡国際交流協会共催)
    ・児嶋きよみ(外国につながる子どもの学習支援教室ひまわり教室の紹介)
    ・新谷遙(にたにはるか)(教科学習につなげるための日本語指導~小学生への指導を中心に):京都外国語大学講師

    Zoom Meeting
    2021年2月9日(火)10:00~12:00
    (横浜国際教室と亀岡のひまわり教室について)
    清田淳子さん(立命館大学)・王植さん(横浜国際教室・宇津木さん・児嶋

    ガレリア会議室ZOOM&参加者Meeting
    2021年3月8日(月)10:30~12:00
    「外国にルーツを持つ子どもの特別の教育ニーズと支援~多文化共生を尊重した支援の在り方の検討」資料
    長櫓涼子(上田女子短期大学児童文化研究所報・40号)
    ひまわり教室に関わる学校別児童・生徒の現状(2021年3月6日現在)について

    ひまわり教室アイキャッチ

    6月7日(金)17:30~ 京都教育大学
    浜田麻里教授主催学習会にて、ひまわり教室巣の絵本作りについて発表。
    発表者:滑川恵理子 サポート:児嶋・末永

    8月7日(水)、8日(木) 立命館大学衣笠キャンパス
    MHB研究大会(母語「・継承語・バイリンガル教育学会)
    ポスターセッション:児嶋きよみ 「ひまわり教室について」

    8月20日(火)13:30~16:22 キャンパスプラザ
    JIAM(全国市町村国際文化研修所)実地研修
    テーマ:外国につながりを持つ子どもたちへの学習支援~多様性社会を生きる「次世代」の育成
    発表者:児嶋きよみ

    10月28日(月)13:30~16:00 峰山地域公民館講義室
    講座名:「外国にルーツを持つ家庭サポーター養成講座」
    府内の活動事例紹介として、「外国につながりをもつ子どもの学習支援教室・ひまわり教室」について発表。
    発表者:児嶋きよみ

    ひまわり教室アイキャッチ

    2019年度に開催した外国につながる子ども・保護者・教師の研究会です。
    主催:京都府国際センター、オフィス・コン・ジュント
    共催:亀岡国際交流協会共催

    第1回:8月3日(土)13:30~16:00 ガレリア大広間 参加者:20名
    講師:中山美紀子さん(京都市立春日丘中学校・日野小学校 日本語教室担当常勤講師) 
    テーマ:「やさしい日本語」を使った子ども・保護者とのコミュニケーション
    内容:外国につながりをもつ子どもの学習支援をする指導者のスキルアップを図り、地域の学習支援教室の活動を支援方法について。

    第2回:11月23日(土)12:00~16:00 ガレリア大広間 参加者:28名
    講師:清田淳子さん(立命館大学教授) 
    テーマ:「外国につながりをもつ子どもへの教科学習支援」
    内容:学習言語とは何か? 学習言語能力を伸ばすために有効な支援方法について。

    ひまわり教室で開催したクリスマス会の様子

    7月23日(火)9:00~15:00 場所:馬路文化センター
    ひまわり合同宿題&工作教室(馬路文化文化センター)参加者:30名 
    宿題と工作の他に、馬路文化センターのプールを利用しました。
    参加者には、簡単昼食が提供されました。

    8月6日(火)9:00~15:00 場所:千手庵(千歳町)
    ひまわり夏休み合同宿題&工作教室 参加者:30名 
    宿題と工作の他に、あそびの時間も取りました。
    参加者には、簡単昼食が提供されました。

    12月22日(日)10:00~14:00 場所:ガレリア和室研修室
    冬休み宿題教室&クリスマス会  参加者:27名
    谷口スセットさんによるメキシコのクリスマスのお話
    クリスマスツリーのかざりつくり(横井照美さん指導)
    クリスマス絵本の読み聞かせ(山添きみ代さん)
    参加者には、簡単昼食が提供されました。

    2020年2月2日(日)13:30~16:00 場所:ガレリア大広間
    2教室発表会 参加者:33名
    馬路教室は、牛若丸を英語劇で発表。
    中矢田教室は、絵本「反抗期:メキシコ・シリア・中国」の紹介。
    いろいろな国のじゃんけん遊び
    絵本作りの発表(たなかのりこさん&滑川恵理子さん)
    みんなでおどろう:谷口スセットさんがルンバがを指導